京都駅で551のお土産はどこで買える？店舗の場所やメニューを解説

京都観光の締めくくりに、関西の定番土産として絶大な人気を誇る「551蓬莱」の豚まんを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。あの湯気の向こうにある、ほんのり甘い皮とジューシーな餡のハーモニーは、旅の思い出を一層豊かなものにしてくれます。

しかし、広くて複雑な京都駅のどこに店舗があるのか、テレビで見るような行列はどのくらいなのか、また新幹線に持ち込む際の気になる点など、多くの疑問が浮かぶかもしれません。せっかくの楽しい旅の最後に、お土産選びで失敗や後悔をしないためにも、事前に情報をしっかり把握しておくことが大切です。

この記事では、「京都駅でお土産に551を購入したい」と考えているあなたのために、京都駅構内および周辺にある全店舗の場所から、メニュー、行列を避けるコツ、持ち帰りの注意点まで、あらゆる情報を網羅して詳しく解説します。この記事を読めば、スマートにお目当ての551を手に入れることができるはずです。

京都駅でお土産に551を買える場所を全解説

• 551蓬莱は京都駅の新幹線改札近く

• JR京都駅店への詳しい行き方を解説

• 京都駅の551は改札内でも買える？

• JR京都駅店以外の店舗も紹介

• 551蓬莱JR京都駅店のメニュー一覧

• 京都駅の551持ち帰りメニューを紹介

551蓬莱は京都駅の新幹線改札近く

京都駅で551蓬莱の豚まんをお土産に購入するなら、新幹線利用者に最も便利なのが「JR京都駅店」です。この店舗は、JR京都駅の南側にあたる八条口、新幹線中央口改札を出てすぐ左手にあるお土産店街「ASTY SQUARE」内に位置しています。

新幹線の発車時刻が迫っていても、行列さえなければ数分で購入できるほどの近さで、まさに「駅ナカ」の利便性を最大限に享受できる立地です。重いキャリーケースを引いて広大な京都駅を歩き回る必要がないため、観光で疲れた体にも優しいのが嬉しいポイントです。

ただし、この圧倒的なアクセスの良さから、平日・休日を問わず常に行列ができていることが多い店舗でもあります。特に週末の午後や連休最終日は、購入までに30分以上待つことも珍しくありません。時間に余裕がない場合や、並ぶのが苦手な方は、これから紹介する他の店舗を検討するのも賢明な選択です。

JR京都駅店への詳しい行き方を解説

初めて京都駅を訪れる方や、駅の構造に不慣れな方でも迷わずにたどり着けるよう、「551蓬莱 JR京都駅店」への具体的な行き方を3つのルートで詳しく解説します。

新幹線中央口からのアクセス

これは最も簡単で分かりやすいルートです。新幹線の中央口改札を出たら、視線をすぐに左方向へ向けてください。目の前にお土産店が軒を連ねる「ASTY SQUARE」というエリアがあり、その一角に551蓬莱の赤い看板が見えます。改札を出てから徒歩30秒ほどで到着できる距離です。

JR在来線・近鉄からのアクセス

JRの在来線や近鉄線を利用している場合は、まず駅構内の案内表示に従って「新幹線・八条口」方面へ向かいます。京都駅は中央を貫く「南北自由通路」がメインストリートになっていますので、この通路を南側（京都タワーとは反対側）の八条口方面へ進んでください。1階には下りずに、2階の通路をそのまま進むと、前方に新幹線のりば（中央口）の大きな表示が見えてきます。551の店舗はその向かい側あたりに位置しています。

八条口地上からのアクセス

タクシーや高速バスなどで京都駅の八条口（南側）に到着した場合は、駅ビルの中央付近にあるエスカレーター、もしくは階段で2階に上がります。2階に上がってすぐの場所が、新幹線乗り場や「ASTY SQUARE」のあるメインフロアです。エスカレーターを上がって左手方向へ進むと、店舗が見つかります。

京都駅の551は改札内でも買える？

結論からお伝えすると、京都駅にある551蓬莱の店舗は、すべて改札の外（改札外エリア）にあります。 そのため、電車に乗車する前に購入する場合は、必ず一度改札を出る必要があります。

乗り換えの合間にさっと購入しようと考えている方は、乗り換え時間と行列の待ち時間を十分に考慮しないと、目的の電車に乗り遅れてしまう危険性があります。

特に週末や連休中の混雑時には、購入までに予想以上の時間がかかることも少なくありません。どうしても購入したい場合は、乗り換え時間に少なくとも30分から1時間程度の余裕を持っておくと安心です。購入後は、再度きっぷやICカードを改札機に通して構内に入場してください。

JR京都駅店以外の店舗も紹介

前述の通り、京都駅にはJR京都駅店の他にも2つの551蓬莱の店舗が存在します。それぞれの立地や特徴は異なり、状況に応じて使い分けることで、よりスムーズにお土産を手に入れることが可能です。ご自身のスケジュールや目的に合わせて、最適な店舗を選びましょう。

京都伊勢丹店

JR京都駅の西側に直結する百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の地下2階、活気あふれる食料品フロアにある店舗です。この店舗の最大の特徴は、京都駅エリアで唯一イートインコーナーが併設されている点です。購入したての熱々の豚まんや焼売などを、旅の合間にその場で味わうことができます。また、お弁当の取り扱いがあるのもこの店舗だけの魅力で、他の買い物ついでに立ち寄れる利便性も兼ね備えています。

京都ポルタ店

京都駅の玄関口、烏丸中央口の目の前にある広大な地下街「ポルタ」の一角にあります。JRの改札からは少し歩きますが、京都市営地下鉄の北改札からはすぐの場所で、雨の日でも濡れることなくアクセスできるのがメリットです。他の2店舗に比べて観光客の動線から少し外れるためか、比較的混雑が緩やかなことが多く、「並ぶ時間を少しでも短縮したい」という方には最もおすすめの穴場店舗と言えるでしょう。

551蓬莱JR京都駅店のメニュー一覧

JR京都駅店はテイクアウト専門店であり、関西で愛される定番の味が揃っています。旅の思い出をご家庭に持ち帰り、温め直して楽しむことができます。

公式サイトの情報を基に、主なメニューと参考価格を以下にまとめました。

※価格は2025年10月時点のものです。変更される可能性がありますので、詳細は店頭でご確認ください。

これらの商品は単品での購入はもちろん、豚まんと焼売などがセットになったお得な詰め合わせも用意されていることがあります。ただし、季節限定商品や名物のアイスキャンデー、そして後述するチルド（冷蔵）商品の取り扱いはありませんのでご注意ください。

京都駅の551持ち帰りメニューを紹介

京都駅の551蓬莱で購入できる数々の持ち帰りメニューの中でも、お土産として圧倒的な人気を誇るのは、やはり看板商品である「豚まん」と、それに次ぐ人気の「焼売」です。

豚まんは、創業者から受け継がれる秘伝のレシピで作られています。ほんのりとした甘みを感じるもっちりとした皮は、それだけでも美味しく、中の餡の味を一層引き立てます。餡は、厳選された豚肉と甘みの強い玉ねぎをダイス状にカットしており、肉のゴロゴロとした食感と玉ねぎのシャキシャキ感が絶妙なアクセントになっています。一口食べれば、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、多くの人々を虜にする理由が分かるはずです。

焼売もまた、豚まんと同じく多くのファンを持つ逸品です。コンビニなどで売られている焼売とは一線を画す大ぶりなサイズで、一つでも十分な食べ応えがあります。豚肉と玉ねぎのみというシンプルな具材ながら、素材の旨味が凝縮されており、夕食の一品としても、お酒のおつまみとしても大活躍します。

これらの温かい商品を、調理された直後の最も美味しい状態で購入できるのが、駅ナカ店舗の大きな魅力と言えるでしょう。

京都駅で551のお土産を買う際のポイント

• 京都駅551の持ち帰りチルドはある？

• 京都駅の551で冷凍品は買えるの？

• 京都駅551の持ち帰り時間は大丈夫？

• 行列は必至？混雑を避ける裏技

• 営業時間と支払い方法について

• 京都駅でお土産に551を買う総まとめ

京都駅551の持ち帰りチルドはある？

お土産として持ち帰る際に、日持ちのするチルド（冷蔵）商品の有無は非常に気になるところです。しかし、結論から言うと、残念ながら京都駅にある全ての551蓬莱の店舗では、チルド商品の取り扱いはありません。

店頭で販売されているのは、厨房で蒸し上がったばかりの湯気が立つ温かい商品のみとなります。これは、551蓬莱が最も美味しい状態で商品を味わってほしいというこだわりの表れでもあります。そのため、長時間の持ち歩きが前提となる場合や、翌日以降に食べたいという場合には、京都駅での購入はあまり向いていません。

購入した商品を自宅で温め直して食べたいという需要は多いものの、京都駅の店舗ではそのニーズに対応していないのが現状です。もし、どうしてもチルド商品をお土産として購入したい場合は、大阪市内にある一部の百貨店内の店舗や、公式オンラインショップを利用する必要がありますので、計画段階で留意しておきましょう。

京都駅の551で冷凍品は買えるの？

チルド商品と同様の理由で、京都駅の551蓬莱では冷凍品の販売も一切行っていません。

伊丹空港や関西国際空港の店舗などでは、遠方へのお土産需要に応える形で冷凍された豚まんなどが販売されていることがありますが、京都駅の3店舗はいずれも、できたての味を提供するテイクアウト専門店としての役割に特化しています。

遠方のご家族へのお土産として日持ちするものを探している方や、ご自宅の冷凍庫にストックしておきたいと考えている方は、この点に特に注意が必要です。前述の通り、これらのニーズに応えるためには、場所や時間に縛られずに注文できる公式の通信販売を利用するのが最も確実で便利な方法となります。

京都駅の店舗は、あくまで「旅の途中で小腹を満たす」「その日のうちに会う人へ手渡す」ためのお土産購入に適していると理解しておくことが大切です。

京都駅551の持ち帰り時間は大丈夫？

551蓬莱の温かい商品の消費期限は、**原則として「購入日当日中」**とされています。食品衛生の観点からも、この期限は必ず守るようにしましょう。そのため、長時間の持ち歩きにはいくつかの注意が必要です。

特に夏場など気温が高い時期は、品質が劣化しやすくなります。購入後は直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管し、帰宅後は速やかに冷蔵庫に入れるなどの対策が求められます。

そして、消費期限以上に気を配りたいのが、持ち帰りの際に最も気になる**「匂い」**の問題です。豚まん特有の食欲をそそるパワフルな香りは、電車内、特に長時間乗車する新幹線のような密閉された空間では、周囲の乗客への配慮が不可欠になります。

少しの工夫で、自分も周囲も快適に過ごせます。楽しい旅の思い出を気まずいものにしないためにも、匂い対策は万全にしておきましょう。

行列は必至？混雑を避ける裏技

テレビ番組でも度々紹介されるように、551蓬莱の店舗、特に利便性の高いJR京都駅店では、常に行列ができていると考えた方が賢明です。しかし、いくつかの工夫を凝らすことで、長時間の待ち時間を賢く短縮できる可能性があります。

まず最も基本的な方法は、比較的空いている時間帯を狙うことです。観光客が集中する週末の午後（14時～17時頃）や、連休最終日の夕方は最も混雑します。狙い目は、平日の午前中や開店直後、あるいは逆に閉店間際の時間帯です。

次に、購入する店舗を選ぶという方法です。3店舗の中では、地下街にある**「京都ポルタ店」が比較的列が短いことが多い穴場的な存在**です。新幹線改札から最も近いJR京都駅店に人が集中しがちなので、少し歩く手間を惜しまなければ、結果的に早く購入できる可能性が高まります。

そして、あまり知られていない裏技として、ジェイアール京都伊勢丹店で「お弁当」と一緒に注文する方法があります。伊勢丹店では、豚まんなどを購入するメインの列とは別に、お弁当を注文するカウンターが設けられていることがあります。このお弁当の列は比較的空いていることが多いため、お弁当を注文する際に、一緒に「豚まんも〇個ください」と伝えることで、長い行列をスキップできる可能性があります。ただし、この方法は当日の店舗オペレーションや混雑状況によるため、必ずしも成功するとは限らない点にはご留意ください。

営業時間と支払い方法について

京都駅にある3店舗は、それぞれ営業時間が異なり、支払い方法の対応状況も変わる可能性があります。訪問前に最新の情報を確認しておくことで、当日スムーズに行動できます。

※営業時間は変更される場合があります。支払い方法は店舗にご確認ください。

新幹線利用の前後など、朝早くや夜遅くに購入したい場合は、営業時間の最も長いJR京都駅店が便利です。

また、支払い方法には特に注意が必要です。JR京都駅店では、現金のみの取り扱いとなる場合があります。近年キャッシュレス化が進んでいますが、万が一に備えて現金を用意しておくと最も確実です。伊勢丹店とポルタ店は、百貨店や商業施設に準じた多様な決済方法（クレジットカード、各種電子マネー、QRコード決済など）に対応していることがほとんどですが、スムーズに会計を済ませるためにも、ある程度の現金は持っておくと安心でしょう。

京都駅でお土産に551を買う総まとめ

この記事では、京都駅で551蓬莱のお土産をスムーズに購入するためのあらゆる情報を、多角的に解説しました。最後に、この記事の重要なポイントを箇条書きでまとめます。このリストを頭に入れておけば、あなたも「京都駅551マスター」です。

• 京都駅には551蓬莱の店舗が合計3つある

• 最も便利なのは新幹線中央口すぐのJR京都駅店

• 3店舗すべてが改札の外に位置している

• 購入の際は一度改札を出る必要がある

• ジェイアール京都伊勢丹の地下2階にも店舗がある

• 伊勢丹店は唯一その場で食べられるイートインが可能

• 京都駅前地下街ポルタ店は比較的行列が短い穴場

• 看板商品は何と言っても豚まんと焼売

• 京都駅の全店舗でチルド（冷蔵）商品の販売はない

• 同様に冷凍商品の取り扱いも一切ない

• 持ち帰り商品の消費期限は衛生上、購入日当日中

• 新幹線への持ち込みは匂いが漏れない工夫が必須

• 行列を避けるなら平日の午前中かポルタ店が狙い目

• JR京都駅店は現金払いのみの可能性に注意