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京都駅のお土産売り場はどこがおすすめ?新幹線での良い旅の思い出を!

京都お土産

京都旅行の締めくくりであり、旅の思い出を形にするお土産選び。しかし、新幹線の出発時刻が迫る中、迷路のように広大な京都駅で効率良くお土産を探すのは至難の業です。「どこにどんな売り場があるの?」「時間に間に合うかな?」と焦ってしまい、結局ありきたりなものを選んで後悔した、という経験がある方もいるかもしれません。

この記事では、新幹線利用者に焦点を当て、京都駅構内および駅直結でアクセスしやすい主要なお土産売り場の特徴から、そこで手に入る限定品や定番品まで、分かりやすく丁寧に解説します。この記事を読めば、もうお土産選びで失敗することはありません。

この記事でわかること

  • 新幹線利用に便利な主要お土産売り場の場所と特徴
  • 改札内外それぞれの売り場のメリットとデメリット
  • 営業時間や品揃えなど事前に知っておきたい情報
  • 限定品や定番品など買うべきお土産のヒント

新幹線で立ち寄りたい京都駅のお土産売り場

  • 老舗の味が揃うジェイアール京都伊勢丹

  • 人気店が集結しているアスティ京都

  • 駅直結で便利な京都ポルタ

  • 品揃えが豊富なおみやげ街道

  • 京都駅でしか買えない限定品もチェック

老舗の味が揃うジェイアール京都伊勢丹

京都駅直結という最高の立地を誇るジェイアール京都伊勢丹は、質の高いお土産や、目上の方への贈答品を探している場合に最適な場所です。特に地下1階の食料品フロア、通称「デパ地下」には、京都を代表する老舗料亭や和菓子店が一堂に会しており、他では手に入らないような上質な品々を見つけることができます。

例えば、料亭の味を家庭で気軽に楽しめる「紫野和久傳」のれんこん菓子「西湖」や、季節の移ろいを美しく表現した生菓子が並ぶ「鶴屋吉信」、そして常に行列が絶えない「満月」の「阿闍梨餅」など、贈答用としても絶対に外さない逸品が揃っています。さらに、宝石のようなチョコレートが人気の「ベルアメール京都別邸」や、パンにのせて焼く羊羹で話題の「亀屋良長」など、伝統と革新が融合したお店も魅力です。

メリットと注意点

このフロアの最大のメリットは、歴史と格式あるブランドの商品を一つの場所でじっくりと比較検討できる点にあります。しかし、営業時間が10時から20時までと他の売り場に比べて短く、新幹線の早朝便や夜遅い便を利用する際には立ち寄れない可能性がある点は大きな注意点となります。また、週末や観光シーズンは特に混雑が予想されるため、時間に余裕を持った行動が求められます。

人気店が集結しているアスティ京都

新幹線の中央口改札のすぐ近くに位置するアスティ京都は、時間がない中で手早くお土産を購入したい場合に最も便利なショッピングエリアです。改札の内外に店舗が広がっており、乗り換えのわずかな時間にも気軽に立ち寄れるのが最大の魅力です。

新幹線改札内には「京のみやげ」「古都みやび」「京老舗の味 舞妓」といったお土産のセレクトショップがあり、京都の主要な銘菓や漬物がコンパクトにまとまっています。また、洋菓子で絶大な人気を誇る「マールブランシュ」や、聖護院八ッ橋総本店が手掛ける、生八ッ橋の新しい楽しみ方を提案する「nikiniki á la gare」など、話題性の高い店舗も入っています。

メリットと注意点

最大のメリットは、言うまでもなくその圧倒的な利便性の高さです。しかしながら、通路が比較的狭いため、週末や連休中は大変混雑し、大きな荷物を持ってゆっくりと商品を選ぶのが難しい場面もあります。また、テナントごとに営業時間が細かく異なるため、目当てのお店がある場合は事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。

駅直結で便利な京都ポルタ

京都タワー側、JR中央口を出てすぐの駅前地下街「京都ポルタ」は、お土産選びだけでなく、食事やファッションの買い物も一度に楽しめる便利なスポットです。明るく開放的な空間で、天候を気にせず快適にショッピングができます。

お土産エリアには、サクサクのクッキーでバタークリームとキャラメルを挟んだ「PRESS BUTTER SAND」の京都駅店や、宇治抹茶と豆乳の層が美しいバームクーヘン「京ばあむ」、焦がしバターの香りがたまらないフィナンシェが人気の「FUMON-AN」など、若者や女性に特に人気の高い、おしゃれなスイーツ店が多数出店しています。

メリットと注意点

他の用事と一緒に買い物を済ませられる点が大きなメリットと言えます。ただし、新幹線のホームがある八条口側からは地下通路を通る必要があり、少し距離を感じるかもしれません。エリアが広いため、初めて訪れる際はフロアマップで目的のお店の場所を確認してから向かうと、よりスムーズに買い物ができます。

品揃えが豊富なおみやげ街道

京都駅構内で最大級の売り場面積を誇る「おみやげ街道」は、その名の通り、品揃えの豊富さが最大の魅力です。JR中央口前の1階にある「中央口店」と、西口改札前の2階にある「亰(みやこ)店」の2店舗があり、どちらも幅広いジャンルの商品を取り扱っています。

定番の和菓子や洋菓子はもちろんのこと、京つけもの、地酒、さらには京都らしい和雑貨まで、ここに来ればほとんどのお土産が揃うと言っても過言ではないでしょう。北海道の有名チョコレートブランド「ロイズ」が手掛ける京都限定商品など、ここでしか見かけない珍しい品物も見つかります。

メリットと注意点

営業時間が朝7時30分から夜22時までと非常に長いのも、利用者にとっては嬉しいポイントです。早朝や夜遅くの移動でも安心して利用できます。注意点としては、品揃えが豊富なだけに常に多くの人で賑わっており、特に夕方以降はレジに長い列ができることが多いです。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

京都駅でしか買えない限定品もチェック

お土産売り場

せっかく京都駅でお土産を買うなら、ここでしか手に入らない限定品を選ぶと特別感が増し、贈る相手にもきっと喜ばれます。各店舗が趣向を凝らした限定商品を展開しており、旅の良い記念にもなります。

京都ポルタ店限定「ころりん」

下鴨に本店を構える老舗洋菓子店「バイカル」が、京都ポルタ店限定で販売しているのが「ころりん」という名の、りんごの形をした可愛らしいシュークリームです。同店の人気商品アップルパイに使われている紅玉りんごがごろっと入っており、りんごの甘酸っぱさと特製カスタードクリームの相性が抜群です。

アスティ京都限定のスイーツ

前述の通り、アスティ京都は限定品の宝庫です。新感覚の生八ッ橋が楽しめる「nikiniki á la gare」の「カレ・ド・カネール」は、カラフルな生八ッ橋に餡やコンフィチュールを自分で組み合わせて作る、見た目にも楽しい一品です。また、人気茶屋「祇園辻利」の新ブランド「ぶぶる」が販売する「ぶぶるロール」は、濃厚なお茶のクリームをロールせんべいで包んだ、これもアスティ京都でしか購入できない特別なスイーツとなっています。

限定品購入のヒント

限定商品は人気が高く、早い時間に売り切れてしまうことも珍しくありません。見つけたら迷わず手に入れるのが良いかもしれませんね。

新幹線利用者向け京都駅お土産売り場の基本情報

  • 主要な売り場の営業 時間を事前に確認

  • 新幹線改札 内エリアの店舗と特徴

  • 新幹線改札 外エリアの店舗と特徴

  • 人気の定番和菓子から洋菓子まで

  • 雑貨やお漬物など甘くないお土産も

  • まとめ:京都駅のお土産売り場は新幹線近くが便利

主要な売り場の営業 時間を事前に確認

お土産新幹線

京都駅でお土産を選ぶ際に最も重要なことの一つが、各売り場の営業時間を事前に把握しておくことです。「せっかく目当てのお店に行ったのに閉まっていた」という事態を避けるためにも、自分のスケジュールと照らし合わせて計画を立てる必要があります。

特に注意したいのは、早朝や深夜の利用です。例えば、ジェイアール京都伊勢丹は10時開店・20時閉店と日中の営業に限られますが、「おみやげ街道」は朝7時30分から夜22時まで開いており、幅広い時間帯をカバーしています。

ポイント

移動前に各店舗や商業施設の公式サイトで最新の営業時間を確認しておくのが確実です。

季節やイベントによって営業時間が変更される場合もあります。

以下に主要な売り場の営業時間をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

売り場名 エリア 主な営業時間 特徴・ワンポイントアドバイス
グランドキヨスク京都 新幹線改札内 6:30~21:30 最も早朝から営業。新幹線乗車直前に利用可能で、主要な定番土産が揃う。
アスティ京都 新幹線改札内外 7:00~21:00 限定スイーツも多い人気エリア。店舗により営業時間が異なるため、事前の確認がおすすめ。
おみやげ街道 (中央口店/亰店) 1F中央口前 2F西口前 7:30~22:00 駅構内で最も営業時間が長い。品揃えが非常に豊富で、お菓子から雑貨まで何でも揃う。
京都ポルタ 駅前地下街 (烏丸口側) 11:00~20:30 お土産だけでなく食事や買い物も楽しめる。若者に人気のトレンドスイーツが多い。
ジェイアール京都伊勢丹 駅ビル西側 (駅直結) 10:00~20:00 贈答品や高級志向のお土産に最適。老舗の名店が一堂に会す。早朝・夜間は利用不可。

このように、利用したい時間帯によっては選択肢が限られるため、事前の情報収集がスムーズなお土産選びの鍵となります。

新幹線改札 内エリアの店舗と特徴

新幹線の改札内エリアは、出発までの時間がない方や、乗り換えの合間に手早く買い物を済ませたい方にとって、最も効率的で便利な場所です。改札を出る手間が省けるため、時間と労力を大幅に節約できるのが最大の利点です。

主な店舗は、新幹線中央口改札を入ってすぐの「アスティ京都」と「グランドキヨスク京都」になります。阿闍梨餅や生八ッ橋、マールブランシュの「茶の菓」といった京都の定番土産は、ほとんどこのエリアで手に入ります。天候に左右されず、乗り遅れる心配も最小限に抑えながら買い物ができるのは、大きな安心材料です。

一方で、改札外の店舗に比べると一つ一つの売り場面積は狭く、品揃えの幅はどうしても限られてしまいます。「あれもこれも」と多くの選択肢の中から選びたい方には、少し物足りなく感じるかもしれません。また、多くの人が利用するため通路が混雑しやすく、特に週末はゆっくりと商品を選ぶのが難しいというデメリットも考えられます。

新幹線改札 外エリアの店舗と特徴

時間に少し余裕がある場合は、思い切って新幹線の改札外エリアに足を運ぶことで、お土産の選択肢が格段に広がります。大規模な店舗が多く、より専門的な商品や多様なブランドの中から、楽しみながらじっくりと選ぶことができます。

代表的な売り場は、前述の通り「ジェイアール京都伊勢丹」「京都ポルタ」「おみやげ街道」です。これらの場所では、改札内では取り扱いのない限定品や、料亭の本格的な惣菜、デパ地下でしか見られない最新のスイーツなど、よりこだわりのある品物を見つけることが可能です。試食ができる店舗があるのも、デパ地下ならではの魅力でしょう。

手荷物が多い時は?

改札外でゆっくり買い物をするなら、駅構内のコインロッカーに荷物を預けるのがおすすめです。

身軽になることで、快適にショッピングを楽しめます。

品揃えの豊富さが最大のメリットであり、時間をかけてお土産選びを楽しみたい方には最適です。ただし、改札と売り場の間を往復する時間が必要になるため、新幹線の出発時刻は常に意識しておく必要があります。駅の構造に不慣れな場合、迷ってしまう可能性も考慮しておきましょう。

人気の定番和菓子から洋菓子まで

京都のお土産といえば、まず思い浮かぶのが歴史と伝統を感じさせる和菓子ですが、近年では素材やデザインにこだわった洗練された洋菓子も大変人気があります。京都駅では、その両方を満足させる多様な店舗が揃っているのが大きな魅力です。

定番の和菓子

「満月」の「阿闍梨餅」は、もちもちした独特の生地で丹波大納言小豆の粒あんを包んだ半生菓子で、京都土産の絶対的代表格です。また、「おたべ」や「聖護院八ッ橋総本店」などが作る「生八ッ橋」も、ニッキや抹茶の風味が楽しめる定番中の定番と言えます。さらに、曜日限定でジェイアール京都伊勢丹などで販売される「出町ふたば」の「名代豆餅」は、手に入れることができれば大変喜ばれる逸品です。

人気の洋菓子

洋菓子では、「マールブランシュ」の「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」が絶大な人気を誇ります。濃厚な抹茶のラングドシャと特製ホワイトチョコレートの組み合わせは、多くの人を魅了してやみません。宇治抹茶と京都産豆乳を使った美しい層のバームクーヘン「京ばあむ」も、しっとりとした食感で評判です。PRESS BUTTER SANDの京都限定「バターサンド<宇治抹茶>」も外せません。

渡す相手の年齢や好みに合わせて、伝統的な和菓子とモダンな洋菓子を自由に組み合わせられるのは、店舗が充実した京都駅ならではの利点です。

雑貨やお漬物など甘くないお土産も

お土産は必ずしもお菓子だけではありません。甘いものが苦手な方や、アレルギーが気になる方、そして形に残る記念品を贈りたい場合には、食品以外の選択肢も京都駅には豊富にあります。

京つけもの

京都の食文化を代表するものの一つが、繊細な味わいの京つけものです。「西利」や「大安」といった有名店が駅構内に出店しており、旬の野菜を使った色とりどりの商品を買い求めることができます。特に冬の「千枚漬け」は季節感あふれる贈り物として人気です。ご飯のお供として、家庭で喜ばれること間違いなしです。

ちりめん山椒

ご飯のお供としては、「ちりめん山椒」も不動の人気を誇ります。じゃこの旨味と実山椒のピリリとした刺激が食欲をそそる逸品で、「たきものゑびす」などの専門店で購入可能です。お店によって甘め、辛めなど味付けが異なるので、好みに合わせて選ぶのも楽しいでしょう。

和雑貨

あぶらとり紙で有名な「よーじや」や、モダンで可愛らしいがま口や小物を扱う「カランコロン京都」、本格的なお香が揃う「香老舗 松栄堂」など、京都らしい雑貨店も充実しています。日持ちを気にせず渡せる点も魅力です。

まとめ:京都駅のお土産売り場は新幹線近くが便利

お土産

この記事では、新幹線利用に便利な京都駅のお土産売り場について解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。

新幹線利用なら改札内外にあるアスティ京都が至便

グランドキヨスク京都も改札内で早朝から営業している

時間に余裕があればジェイアール京都伊勢丹がおすすめ

京都ポルタは食事や他の買い物も一緒に楽しめる

おみやげ街道は品揃えが豊富で営業時間が長いのが魅力

売り場ごとに営業時間が異なるため事前の確認が大切

改札内は時短に最適で、改札外は豊富な品揃えがメリット

京都駅でしか買えない限定品は特別感があり喜ばれる

定番の阿闍梨餅や茶の菓は多くの売り場で購入可能

バイカルの「ころりん」は京都ポルタ店限定の人気スイーツ

nikinikiの「カレ・ド・カネール」はアスティ京都でしか買えない

西利や大安のお漬物は甘くないお土産の代表格

ちりめん山椒もご飯のお供として非常に人気が高い

よーじや、カランコロン京都、松栄堂などで雑貨も探せる

自分の時間と目的に合わせて最適な売り場を選ぶのが成功のコツ

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