ららぽーとエキスポシティでお土産を探しているけれど、数えきれないほどのお店を前に、どこで何を買えばいいか迷っていませんか。帰省の手土産、ビジネスシーンでのご挨拶、あるいは親しい友人へのプレゼントなど、シーンごとにお土産選びは悩みが尽きないものです。せっかく選ぶなら、贈る相手に心から喜んでもらえて、なおかつ自分自身も満足できる、そんな特別な一品を見つけたいですよね。
この記事では、巨大な商業施設であるららぽーとエキスポシティを効率よく回り、失敗しないお土産を見つけるための完全ガイドをお届けします。お土産選びの拠点となるフロアのご案内から、絶対に外さない定番商品、ここでしか手に入らない限定品、そして甘いものが苦手な方にも喜ばれる選択肢まで、あらゆるニーズに対応できるよう網羅的にご紹介します。
この記事で解決できること
- お土産選びに最適なフロアと店舗の具体的な場所がわかる
- 贈るシーン別におすすめの日持ちするお菓子の選択肢が広がる
- ここでしか手に入らない限定スイーツや特別感のある一品が見つかる
- 甘いもの以外のお土産という新しい選択肢を知ることができる
ららぽーとエキスポシティお土産の基本情報
まずは、エキスポシティでお土産を選ぶ上で知っておきたい基本情報から見ていきましょう。広大な施設内を無計画に歩き回るのではなく、ポイントを押さえておくことで、スマートにお買い物を楽しむことができます。
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主要なエキスポお土産売り場は1階
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定番のエキスポシティお土産お菓子を紹介
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日持ちするららぽーとエキスポシティのお菓子
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万博記念公園のお土産お菓子としても人気
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ちょっとしたエキスポシティプチギフトに最適
主要なエキスポお土産売り場は1階
ららぽーとエキスポシティでお土産を探すなら、戦略的にフロアを回ることが重要です。結論から言うと、まず目指すべきは1階の「オレンジサイド」です。このエリアには、お土産やギフトに適した人気のスイーツ店や食品店が集中しており、限られた時間の中でも効率的に商品を比較検討することが可能です。
具体的には、飲み物いらずのしっとり食感が魅力のバウムクーヘン専門店「治一郎」、世界中で愛される高級チョコレートの代名詞「ゴディバ」、北摂エリアで長年親しまれている洋菓子店「プチプランス・クグロフ」、そして揚げたてのポテトチップスがその場で楽しめる「カルビープラス」といった、強力なラインナップが軒を連ねています。これらの店舗は互いに近接しているため、フロアを大きく移動することなく、様々なお土産候補を見て回れるのが最大の利点です。
もちろん、他のフロアにも魅力的な店舗は存在します。例えば、3階には懐かしいお菓子が見つかる駄菓子屋の「静屋」や、本格的な抹茶スイーツを提供する「nana's green tea」があり、特定の目的がある場合には訪れる価値があります。しかし、まずはお土産の選択肢が最も豊富な1階オレンジサイドをひと通り散策し、そこで気に入ったものが見つからなければ他のフロアをチェックする、という流れが、無駄のないスムーズなお土産選びの鍵となるでしょう。
定番のエキスポシティお土産お菓子を紹介
お土産選びで最も避けたいのは、「贈った相手の口に合わなかったらどうしよう」という不安です。そのような場合に絶大な安心感を与えてくれるのが、多くの人に受け入れられてきた実績を持つ「定番」のお菓子です。
ららぽーとエキスポシティには、全国的な知名度と信頼を誇るブランドが出店しており、特に目上の方への贈り物や、取引先への手土産といった失敗が許されないビジネスシーンでも安心して選べる商品がそろっています。
#### 治一郎のバウムクーヘン
「治一郎」のバウムクーヘンは、定番でありながら唯一無二の存在感を放つ一品です。「飲み物がいらない」と評されるほどの、驚くほどしっとりとした食感が最大の特徴。これは、卵黄とバターを惜しみなく使用し、薄くレアな層を24層にも重ねていくという、熟練の職人技によって生み出されます。
高さ約8cmのホールタイプは、その美しい焼き色とずっしりとした重厚感で、箱を開けた瞬間に感動を与えてくれます。お祝い事や家族が集まる場への手土産として最適です。一方で、一切れずつ個包装されたカットタイプも用意されており、少人数のご家庭や、職場などで配布する際にも便利です。
#### ゴディバのチョコレート
高級感と特別感を何よりも重視するなら、「ゴディバ」のチョコレートが最もふさわしい選択肢となります。ベルギー王室御用達という輝かしい歴史に裏打ちされた品質は、チョコレートに詳しくない方にも一目でその価値が伝わります。
定番の「ゴールド コレクション」は、多彩なフレーバーのプラリネやガナッシュが宝石のように詰め合わされており、見た目の華やかさも格別です。また、歴代のシェフが創作したトリュフを集めた「レジェンデール トリュフ」は、ゴディバの歴史と革新を一度に味わえる逸品と言えます。さらに、バレンタインやクリスマス、ハロウィンなど、季節ごとに発表される限定コレクションは、その時期ならではの特別感を演出してくれるため、訪れるたびに新しい発見があるのもゴディバの大きな魅力です。
日持ちするららぽーとエキスポシティのお菓子
お土産を旅行の初日に買っておきたい、あるいは渡すまでに少し時間が空いてしまう。そんな時には、賞味期限の長い「日持ちするお菓子」が重宝します。ららぽーとエキスポシティには、美味しさはもちろん、優れた保存性を兼ね備えた焼き菓子が豊富にそろっています。
その代表格が、前述の通り「ゴディバ」が手掛ける「ラングドシャクッキー」です。サクッと軽やかな食感のラングドシャで、風味豊かなチョコレートをサンドした上品な味わいは、誰もが知るゴディバならではの品質。公式サイトによると賞味期限は製造日から150日間と非常に長く、渡すタイミングを気にする必要がほとんどありません。ミルクとダーク、2種類のチョコレートが入ったアソートメントは、贈る相手の好みが分からない場合でも安心です。個包装で枚数も豊富なので、職場への差し入れなど、大人数に配るシーンで絶大な人気を誇ります。
また、「治一郎」のラスク「ビスコット」も隠れた人気商品です。治一郎と言えばバウムクーヘンが有名ですが、このラスクはパンから丁寧に作られており、サクサクとした軽快な食感が楽しめます。定番の「シュガー」に加え、ほろ苦い「ショコラ」、甘酸っぱい「ラズベリー」といったフレーバーがあり、彩りも豊かです。公式サイトの情報では賞味期限は製造日から20日間とされており、こちらも手土産として十分な期間があります。
これらの焼き菓子は常温で持ち運びができるため、長時間の移動や暑い季節でも品質が劣化する心配が少ないという、大きなメリットも持ち合わせています。
商品名 | ブランド | 賞味期限の目安 | 特徴・おすすめシーン |
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ラングドシャクッキー | ゴディバ | 製造日より約150日 | 長期保存可能で個包装。ビジネス手土産や大人数への差し入れに最適。 |
ビスコット(ラスク) | 治一郎 | 製造日より約20日 | 軽い食感でフレーバーも多彩。友人宅への手土産やカジュアルなギフトに。 |
太陽のサブレ | プチプランス | 不明(焼き菓子) | 万博記念公園のシンボル入り。観光記念や帰省土産として喜ばれる。 |
窯出しカントリーマアム | カントリーマアム FACTORY | 当日中推奨 | 店舗限定の焼き立て。特別感のあるプチギフトや自分へのご褒美に。 |
万博記念公園のお土産お菓子としても人気
ららぽーとエキスポシティは、大阪モノレール「万博記念公園駅」を降りてすぐの場所にあり、万博記念公園とは目と鼻の先の距離に位置します。この絶好のロケーションから、公園でイベントや散策を楽しんだ観光客が、帰り際にお土産をここで購入するというのは非常に一般的な流れです。そのため、万博記念公園を訪れた記念になるような、地域性を感じさせるお土産も高い人気を集めています。
その代表格と言えるのが、北摂の洋菓子店「プチプランス・クグロフ」で販売されている「太陽のサブレ」です。この商品の最大の特徴は、サブレの表面に、芸術家・岡本太郎氏がデザインした万博記念公園のシンボル「太陽の塔」の横顔がくっきりと刻印されている点です。一目見ただけで万博のお土産と分かるアイコニックなデザインは、旅の思い出を共有するのに最適です。
もちろん、味も折り紙付きで、バターを贅沢に使用した生地はサクサクと香ばしく、誰にでも好まれる素朴で優しい味わいです。エキスポシティ内で手軽に「万博らしさ」を演出し、大阪土産としての役割も果たしてくれるため、観光の記念品として選ぶのにこれ以上ない一品と言えるでしょう。個包装されたものが箱に詰め合わせられているため、配布用としても非常に便利です。
ちょっとしたエキスポシティプチギフトに最適
お世話になった方へのささやかなお礼や、友人との集まりに持っていく手土産など、あまり大げさにしたくない「プチギフト」を探している場合にも、エキスポシティは頼りになる存在です。数百円から購入できる手頃な価格帯で、かつ「もらって嬉しい」と感じさせるユニークな商品が簡単に見つかります。
プチギフト選びのポイントは、価格だけでなく、見た目のかわいらしさや珍しさ、そして話のきっかけになるようなストーリー性です。その点でおすすめなのが、「カントリーマアム FACTORY」です。ここでは、お馴染みのカントリーマアムを店内の専用オーブンで焼き上げた、「窯出しカントリーマアム」を購入できます。市販品とは全く異なる、外はサックリ、中はしっとりとした特別な食感は、ささやかながらも確実に感動を呼びます。1枚から購入できる手軽さも、予算に合わせて数を調整しやすく、プチギフトに最適です。
また、エンターテイメント性の高いギフトとしては、「カルビープラス」が挙げられます。ここでは、スーパーではお目にかかれない地域限定フレーバーのスナック菓子や、揚げたてのポテトチップスなど、ユニークな商品がそろっています。「こんなのあるんだ!」という驚きを提供でき、特に子供や若い世代が集まる場への手土産として喜ばれること間違いありません。価格もほとんどが数百円台なので、気軽にバスケットに入れて、自分だけのオリジナルギフトセットを作るのも楽しいでしょう。
シーン別ららぽーとエキスポシティお土産5選
基本を押さえたところで、次はいよいよ具体的なシーンを想定したお土産選びです。トレンドを意識した贈り物から、専門店の持ち帰りスイーツ、そして甘いものが苦手な方への配慮まで、より踏み込んだ選択肢をご紹介します。
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話題のエキスポシティスイーツ人気商品
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おすすめのエキスポシティスイーツ持ち帰り
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逃せないエキスポシティ限定店舗の一品
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甘くないお土産も充実している
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目的で選ぶららぽーとエキスポシティお土産
話題のエキスポシティスイーツ人気商品
せっかくお土産を選ぶのであれば、今まさに注目を集めているトレンド感のある商品を選びたい、と考える方も少なくないでしょう。ららぽーとエキスポシティには、SNSでの口コミやメディアで話題になる、旬のスイーツが存在します。
その代表格が、1階の洋菓子店「プチプランス・クグロフ」が自信を持って送り出す「ふわまろ」です。この商品は、エキスポシティ開業当初から販売され、連日長い行列ができるほどの絶大な人気を誇った棒状のシュークリーム「カリバー」の販売終了後、2020年の店舗リニューアルに合わせて登場した新しい看板商品です。
「ふわまろ」という愛らしい名前の通り、新鮮な卵をたっぷり使用した生地は驚くほどふわふわで、その中には生クリームと合わせた口当たりまろやかなカスタードクリームがぎっしりと詰まっています。冷やして食べると、中のクリームがひんやりとして、まるでリッチなシューアイスのような感覚も楽しめます。さらに、公式におすすめされているように、一度冷凍してから半解凍でいただくと、生地のふわふわ感とクリームのシャリっとした食感が同時に楽しめる、新感覚のスイーツに変化します。
話題性も抜群で、新しいもの好きな方や流行に敏感な方へのお土産として、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
「ふわまろ」購入時の注意点
- 要冷蔵商品です: 常温での長時間の持ち歩きはできません。
- 日持ちは翌日まで: 賞味期限が非常に短いため、購入した翌日までに渡せる相手に限られます。
- 価格: 1個108円(税込)から購入可能で、箱詰めのセットも用意されています。
おすすめのエキスポシティスイーツ持ち帰り
専門店の本格的な味を自宅でも楽しみたい、あるいは親しい友人宅への手土産に、少しリッチな生菓子を持っていきたい。そんなニーズに応えてくれるのが、持ち帰りを前提とした高品質なスイーツです。これらの商品は日持ちが短い分、出来立てに近いフレッシュな美味しさを堪能できるのが最大の魅力です。
持ち帰りスイーツ選びのポイント
生菓子や要冷蔵のスイーツを購入する際は、自宅までの持ち歩き時間を店員さんに正確に伝え、適切な保冷剤をつけてもらうことが大切です。特に夏場は、可能であれば保冷バッグを持参すると、より安心して持ち帰ることができます。
「治一郎」では、代名詞のバウムクーヘンに隠れがちですが、根強いファンを持つ「プリン」も見逃せません。新鮮な卵黄と北海道産の濃厚な生クリームを贅沢に使用しており、とろりとなめらかな口当たりが特徴です。底にはほろ苦いカラメルソースが忍ばせてあり、濃厚なプリン生地とのコントラストが絶妙なアクセントになっています。ガラス製の容器もおしゃれで、食べ終わった後も活用できるのが嬉しいポイントです。
少し趣向を変えて和のスイーツを選ぶなら、3階の和カフェ「nana's green tea」の「わらびもち(お土産用)」が非常におすすめです。店内で提供されているものと全く同じ、本わらび粉を使用した本格的なわらび餅が、持ち帰り専用の美しい箱に収められています。ぷるぷるとした弾力ととろけるような口どけのわらび餅、風味豊かなきな粉、そして沖縄県産の黒糖を使用した濃厚な黒蜜が三位一体となった美味しさは、和スイーツ好きにはたまらないでしょう。ただし、こちらは数量限定で販売されていることが多いため、見つけたら迷わず手に入れることをお勧めします。
逃せないエキスポシティ限定店舗の一品
「ここでしか買えない」という希少性は、お土産の価値を飛躍的に高める魔法の言葉です。ららぽーとエキスポシティには、全国に展開する有名チェーン店でありながら、この店舗でしか手に入らない特別な商品が存在します。これらを選ぶことで、「わざわざあなたの為に、ここで選んできました」という気持ちが伝わりやすくなります。
その筆頭が、「カルビープラス」で販売されている「揚げたてポテトチップス だし醤油味」です。これは数あるカルビープラスの店舗の中でも、EXPOCITY店でしか味わうことのできない限定フレーバー。昆布とかつおの風味が効いた関西風の上品なだし醤油の味わいは、他のポテトチップスとは一線を画す、奥深い美味しさです。店内の厨房で生のじゃがいもをスライスし、その場で揚げて提供されるため、揚げたての熱々を味わえるライブ感も大きな魅力。もちろん、お土産用にカップに入れて持ち帰ることも可能です。
また、「カントリーマアム FACTORY」の存在そのものが、ある意味で「限定」と言えます。店内の専用オーブンで焼き上げる「窯出しカントリーマアム」は、全国でも限られた店舗でしか製造・販売されていない希少な商品です。市販のカントリーマアムとは全く異なる、外はサックリ、中は驚くほどしっとりとした食感は、ここでしか体験できない特別な味わいです。季節によっては限定フレーバーが登場することもあり、訪れるたびに新しい味に出会える可能性も秘めています。
甘くないお土産も充実している
お土産の定番といえば甘いお菓子ですが、贈る相手が健康志向であったり、お酒が好きであったり、あるいは甘いものが得意でなかったりする場合もあります。そんな時でも、ららぽーとエキスポシティなら全く心配ありません。食のセレクトショップを覗けば、甘くない、それでいてセンスの良いグルメギフトが必ず見つかります。
1階にある「久世福商店」は、まさに「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」。日本全国から厳選された"うまいもの"が集結しており、甘いものが苦手な方にとっては宝の山のようなお店です。看板商品の「風味豊かな万能だし」は、どんな料理も格上げしてくれると評判で、料理好きな方へのギフトに最適。また、「海苔バター」や「あんバター」といったパンのお供や、「食べる、すき焼き」などのご飯のお供シリーズは、メディアでも頻繁に取り上げられる人気商品です。パッケージのデザインも洗練されているため、見栄えのする贈り物になります。
同じく1階の「カルディコーヒーファーム」も、甘くないお土産の宝庫です。世界中から集められたユニークな調味料、パスタ、缶詰、そしてワインやチーズ、生ハムといったおつまみ類が豊富にそろっています。例えば、ワイン好きの方へ、おすすめの赤ワインとそれに合うチーズ、サラミを組み合わせてオリジナルのギフトセットを作る、といった楽しみ方も可能です。相手のライフスタイルや好みを思い浮かべながら商品を選ぶ時間は、贈る側にとっても楽しいひとときとなるでしょう。
目的で選ぶららぽーとエキスポシティお土産
これまで紹介してきたように、ららぽーとエキスポシティには、あらゆるシーンとニーズに応える多種多様なお土産がそろっています。最適な一品を選ぶための最後の鍵は、誰に、どのような目的で贈るのかを明確にすることです。この記事の締めくくりとして、目的別の選び方のポイントを以下にまとめました。
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お土産店は主に1階オレンジサイドに集まっている
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定番で失敗したくないなら治一郎のバウムクーヘンがおすすめ
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高級感や特別感を演出するならゴディバのチョコレート
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すぐに渡せない場合は日持ちする焼き菓子を選ぶと安心
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ゴディバのラングドシャクッキーは長期保存が可能で便利
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万博記念公園の記念品なら太陽の塔マーク入りサブレ
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職場などで配るなら個包装のカントリーマアムが重宝する
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友人への気軽なプチギフトにはカルビープラスのスナックも良い
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トレンドや話題性を重視するならプチプランスのふわまろ
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かつての人気商品カリバーは現在販売終了しているので注意が必要
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フレッシュな美味しさを届けるなら治一郎のプリンも選択肢に
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和スイーツ好きにはnana's green teaのわらび餅が喜ばれる
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ここでしか買えない限定品はカルビープラスのだし醤油味ポテトチップス
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甘いものが苦手な方には久世福商店のご飯のお供やお出汁
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贈る相手の好みや渡すシーンを想像して選ぶことが最も重要